子宮筋腫の痛み止め薬の種類を教えて!

子宮筋腫の痛み止め薬の種類を教えて!

「痛くて我慢できない!」と症状が強くなった方、「以前より痛みが強い」「月経時じゃなくて痛みがでるようになった」「月経時の一時的な痛みがひどい!」「手術日まで我慢できない!」

など耐え難い痛みを感じるようになったあなたに子宮筋腫の痛み止め薬を紹介します。

種類は鎮痛剤、ピル、止血剤、子宮筋腫自体を縮小させる薬を紹介します。

これらは書籍から抜粋したもの、もしくは私が実際に使っているものです。

 


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子宮筋腫の痛み止め薬の種類、鎮痛剤

子宮筋腫の痛み止め薬の鎮痛剤は結構種類がありますし、市販で手に入るものもあります。

 

自分に合う薬を服用しましょう。

 

サリチル酸系

アスピリン

効能:主に風邪の解熱、頭痛に使うが、リウマチ、神経痛などに用いる。

副作用:胃痛・腹痛、吐き気、食欲不振など。

 

バファリン

効能:頭痛・月経痛(生理痛)・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛

副作用:吐き気・嘔吐、食欲不振、胸やけ、胃もたれ、胃腸出血、腹痛、下痢、血便

 

アリール酢酸系

 

(インドメタシン)インダシン

効能:消炎、鎮痛、解熱

副作用:腹痛、頭痛、食欲不振,消化不良,口渇,悪心・嘔吐,胃炎,下痢・軟便,便秘,口内炎

 

ミリダシン

効能:関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎の消炎や鎮痛

副作用:胃痛、はきけ、消化不良、腹痛、食欲不振、下痢、発疹・発赤、そう痒感、蕁麻疹、浮腫、眼の充血、霧視、羞明(まぶしい)

 

アントラニル酸系

 

ポンタール

効能:手術後および外傷後の炎症・腫脹の緩解、変形性関節症、腰痛症、症候性神経痛、頭痛などの消炎・鎮痛・解熱、急性上気道炎の解熱・鎮痛

副作用:胃腸障害、吐き気、下痢・軟便、発疹、血小板減少性紫斑病、蕁麻疹、発赤、かゆみ、吐血

 

 

プロピオン酸系

 

ナイキサン

効能:関節リウマチ、変形性関節症、痛風発作、強直性脊椎炎、腰痛症、肩関節周囲炎、頚肩腕症候群、腱・腱鞘炎、月経困難症、帯状疱疹の消炎・鎮痛・解熱

副作用:胃腸障害、腹痛、胃痛・胃部不快感、吐き気、嘔吐、食欲不振、発疹、浮腫

 

 

フロベン

効能:関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、抜歯後などの消炎・鎮痛

副作用:胃部不快感、食欲不振、吐き気、発疹、かゆみ、頭痛、むくみ

 

スルガム

効能:関節リウマチ、変形性関節症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腰痛症、手術後や外傷後の消炎・鎮痛、急性上気道炎(かぜなど)の解熱・鎮痛

副作用:腹痛、吐き気・嘔吐、胃腸障害、消化不良、食欲不振、浮腫、発疹、かゆみ、膀胱痛、排尿困難、頻尿、血尿、膀胱炎

 

 

ロキソニン

効能:関節リウマチ・変形性関節症ほか手術後や外傷後並びに抜歯後の鎮痛・消炎、急性上気道炎の解熱・鎮痛

副作用:胃部不快感、みぞおちの痛み、腹痛、悪心・嘔吐、食欲不振、浮腫・むくみ、発疹、蕁麻疹、眠気

 

 

 

ロキソニンが効かない場合は?

 

痛み止めとしてよく知られているロキソニンは非ステロイド系鎮痛剤です。

そして非ステロイド系鎮痛剤の中でも最強なボルタレン。

ロキソニンが効かない場合はボルタレンを試してみると良いでしょう。

 

そしてボルタレンが効かない場合は、医療麻薬注射が視野に入ってきます。

医療麻薬注射は、モルヒネ、オキシコドン、フェンタニルなどです。

がんなどの痛み止めとして最も広く使われているのががモルヒネです。

次は子宮筋腫の痛み止めの薬として、ピルについて紹介します。


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子宮筋腫の痛み止め薬の種類、ピル

 

私が実際に処方されたものを紹介します。

ルナベル配合錠ULDといって、痛みも抑えてくれて、止血もしてくれるんです。

ピルは産婦人科で処方されるものですが、置いてある種類が病院によって違うらしいので、気になる方はお近くの産婦人科へ。

説明があると思いますが、副作用についても自分で調べることをおすすめします。

ピルは、卵巣ホルモンを整えてくれます。

しかし卵巣ホルモンで成長する子宮筋腫。

子宮筋腫が大きくなるのでは?

と思い通院している先生に聞きましたが、「関係ない」とばっさり言われました。

でも6から8センチになったんだよなー。

とはいえピルで子宮筋腫が大きくなったと決定づけるものがない。否定もできないけど。

それに個人差もあると思うので、自分が納得できるなら使用もあり。止血はまじで助かります。

 

 

子宮筋腫の痛み止め薬の種類、止血剤

 

子宮筋腫の痛み止めでなぜ止血が関係するのか?

月経時に出血が多いと子宮が痛む場合があるからです。

 

私の場合はあります。「うわぁぁ~でてる…」と出血を感じる時は痛みも感じます。

血が苦手なので、不快だし痛いしでもう…気分が落ち込みます。

で、私のようにピルを使用する選択肢もありますが、止血剤もいいのでは?と思い、紹介します。

 

抗プラスミン酸系

 

トランサミン

効能:種々の出血症状などに関与するプラスミンの働きをおさえ、抗出血・抗アレルギー・抗炎症効果を示します。
通常、全身性線溶亢進が関与すると考えられる出血傾向、局所線溶亢進が関与すると考えられる異常出血、湿疹・じん麻疹・薬疹・中毒疹における紅斑・腫脹・そう痒などの症状、扁桃炎・咽喉頭炎における咽喉痛・発赤・充血・腫脹などの症状

副作用:食欲不振、悪心、嘔吐、胸やけ、そう痒感、発疹など

 

これは市販されていないので、処方してもらわなければなりません。

ジェネリック医薬品があり、名称はトラネキサム酸錠250mg

主成分や効果に大きな違いはありません。

 


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子宮筋腫の痛み止め薬の種類、子宮筋腫自体を縮小させる薬

 

子宮筋腫自体を縮小させる薬は、術前で、子宮筋腫が少しでも小さい方が手術がスムーズなため用いられるGnRHアゴニストというホルモン剤です。

縮小=症状が軽減される というわけではないですが、筋層内筋腫、粘膜下筋腫の場合は、軽減される可能性は高いです。

GnRHアゴニストとは卵巣からの卵巣ホルモンの分泌を抑制することで月経をとめ、子宮筋腫の成長を妨げるというものです。

(子宮筋腫の成長には卵巣ホルモンが関係していることが分かっているため)

そしてGnRHアゴニストは副作用がきついため、6か月以内の服用と決まっています。

いったいどのような副作用なのか?

 

GnRHアゴニストの副作用

 

発汗、ほてり、のぼせ、肩こり、頭痛、不眠、気分の落ち込み、イライラといった更年期障害と同様の症状がでます。

なぜ更年期障害の症状がでるのか?

それは卵巣ホルモンが分泌されなくなるからです。

この急激な変化に体がついていけず、さまざまな症状がでてしまうのです。

 

しかし、症状がでる、でないは人それぞれで、体質の問題もあります。

が、手術日までどれくらいの期間があるかによって、GnRHアゴニストの種類に投与数が変わってきます。

GnRHアゴニストの種類について紹介します。

 

 

GnRHアゴニストの種類

 

 

 

 

点鼻薬

鼻から入れる薬で、おうちで自分でできるもの。

 

ブセレリン酢酸(スプレキュア)

1日3回
月経1~2日目から始める。

 

酢酸ナファレリン

1日2回
月経1~2日目から始める

 

皮下注射

 

ブセレリン酢酸(スプレキュアMP)

4週間に1回
月経1~5日目に行う

リュープロレリン酢酸塩(リュープリン)

4週間に1回
月経1~5日目に行う

 

一時的ないたみではなく、長期的な痛みをなんとかしたい場合はこちらへ⇒子宮筋腫の痛みを和らげる方法は?

 

 

 

 

病院の公式サイト、どなたかのブログ、口コミ、私が本で読んだこと、経験したこと、先生のお話し、知人のお医者様から教わったことをもとに記事作成しています。

なるべく語弊がなく、自分が正しいと思う情報をお届けしていくので、今後もよろしくお願い致します。

 

参考にした本はこちら


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