子宮筋腫とは?わかりやすく教えて!

子宮筋腫とは?わかりやすく教えて!

女性の4人に1人があるといわれている子宮筋腫。

「子宮筋腫をわかりやすく教えて!」と、このサイトにきた読者の方は、子宮筋腫があると診断されたか、親しい人が子宮筋腫があると診断されたかのどちらだと思います。

そして私も4人のうちの1人です。

もちろん私も初めはネットで調べてましたが、より理解したいと思い今は本も読んでいます。

読んだ本からと、今通っている婦人科の先生の言葉とともに、「子宮筋腫とは?」についてわかりやすく紹介したいと思います!


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子宮筋腫とは?わかりやすく

ざっくりいうと、子宮にできる良性の腫瘍

丸い玉が子宮近辺にできるって感じです。

35歳以上で20~30%、40歳以上で40~50%と、女性特有の病気の中でも子宮筋腫はありふれた病気といえます。

私の場合、子宮筋腫があると産婦人科で診察されたのは25歳の時だったので、今思うと「早くからあったんだなぁ」と。

(ちなみに今29歳です。)

そして声を大きくして言いたいのが、子宮筋腫はガンではないということ。

「子宮筋腫が見つかった!」からといって、「今すぐ手術だ!」ということにはなりません。

大丈夫です。(大きさと位置にもよるけど)

ここで疑問が生まれます。

「良性の腫瘍で、すぐに手術の必要のない病気ってなんだよ!」

「はっきりしないな!」

「手術をした人はどんな症状だったの?なんで手術したの?」

子宮筋腫の症状についてわかりやすく紹介します。


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子宮筋腫とは?わかりやすく症状

「子宮筋腫があることによって体にどのような症状があらわれるのか?」

子宮筋腫の症状

◆過多月経
目安は、月経が10日以上続く、レバーのような多い血のかたまりがでる。

◆不正出血
月経以外の出血。

◆おりもの
水っぽいおりもの。

◆下腹部痛や腰痛
陣痛のような激しい痛みやにぶい痛みなど、人それぞれ。
月経の時期だけ痛む場合や、それ以外の時期に痛くなる人も。

◆月経困難症
月経の時に、下腹部、腰痛、頭痛、発熱、吐き気などの症状がおこる。

◆性交痛
男性器が挿入されてから、ピストン運動を繰り返すときに、子宮が動かされておこる。

◆頻尿、尿失禁、尿閉
子宮筋腫が膀胱を圧迫すれば、膀胱の容量が小さくなります。
そのため、尿の回数が多くなり、頻尿になる。

◆便秘
子宮筋腫が直腸を圧迫すれば、便の通過が妨げられ、便秘になります。

◆下腹部のしこり
子宮筋腫がかなり大きくなると、あおむけになった時に、下腹部に固いしこりがあることがわかる。

◆不妊
子宮の内膜がでこぼこに変形していると、精子と卵子が出会って受精しても、受精卵が着床しにくい。
着床しても流産しやすい。
でも、子宮筋腫があっても、妊娠する人もいる。

 

私の場合、半分以上当てはまっています笑

生理痛はひどかったけど、痛み止め飲んだら収まっていたので、日常生活に支障をきたすほどではないというか。

妊娠もしたし、38週までエコーにうつらなかったから、子宮筋腫の存在忘れてたくらいです。

エコーに急にうつったとき、子宮筋腫の位置が悪く、帝王切開することになりましたが、母子共になんともなかったです。

しかし、子宮筋腫をもっている約6割の方が症状がでず、「子宮筋腫をもっていることを知らないままだ」と先生がおっしゃっていました。

そして症状が多く当てはまる方は、

「これらの症状がひどいからとってしまいたい!」

と思うかもしれません。

またまた婦人科の先生がおっしゃっていたのですが、「赤ちゃんを産みたいのなら子宮筋腫はできれば無いほうがいい」

私のように急きょ帝王切開するケースがあるからだと思います。

ですが・・・

今現在、「1年以内に妊娠したい」という状況じゃないのなら、手術しない方がいいです。

なぜなら手術をし、子宮筋腫をとっても8割の人が再発するからです。

だから、あせる必要がないのです。

さらに、子宮筋腫の大きさ、位置によって、手術方法も違えば、入院日数も違います。

「え・・・もうどうしたらいいの?」

腫瘍が大きいようなら、くわしく検査してもらいましょう。

まだ小さいのであれば、半年に1回のペースで産婦人科へ行き、大きさの確認をしましょう。

子宮筋腫とは?わかりやすく種類

子宮筋腫と一言でいっても「筋層内筋腫」「粘膜下筋腫」「漿膜下(しょうまくか)筋腫」の3種類あります。

この3種類はどういったものなのか、紹介します。

 

「筋層内筋腫」
子宮の筋肉の中にできる子宮筋腫。
およそ60%の方がこのタイプです。
大きさは握りこぶしくらいもあれば、大豆くらいのものもあり様々。
いろんな所にいくつもできやすく、大きく成長するのが特徴。

 

「粘膜下筋腫」
子宮の内壁をおおう子宮内膜のすぐ下にできる。
発生頻度が10%と少ないのですが、一番症状が出やすいタイプ。

 

「漿膜下(しょうまくか)筋腫」
子宮の表面をおおう漿膜の下にできる。
約30%の方がこのタイプ。
子宮の外側に向かって成長するのが特徴。

 

私も次回行く時、MRIとってもらい、どれに当てはまるのか、見てもらいます。

MRIをとる理由はそれだけではなく、筋腫が大きいからです。(現在8センチ)

筋腫が大きいと、悪性の筋腫である可能性があります。

といっても0.5%の確率

とはいえ、1月25日にMRIで、結果は1月29日だから1か月以上先w(記事投稿日は12月21日)

子宮筋腫とは?わかりやすくまとめ

最後に、よりわかりやすく「子宮筋腫とは?」をまとめてみました。

「子宮筋腫とは?」

◆女性の4人に1人がもっているありふれた病気で、良性の腫瘍。

◆子宮筋腫をもっている皆が症状がでるわけではない。

◆子宮筋腫と一言でいっても「筋層内筋腫」「粘膜下筋腫」「漿膜下(しょうまくか)筋腫」の3種類ある。

◆種類、位置、大きさ、さらに、今赤ちゃんがほしい、まだ欲しくない、いつか欲しい、もういいかな、によって手術するかどうか判断する。

◆筋腫が大きいと悪性の可能性があるため(0.5%だが)くわしい検査をおすすめします。

いかがでしたでしょうか?

手術をあせってする必要がない、はっきりしない様で、私自身はイラついているのですが笑

何もわからないままこの記事を読んだのなら、「すぐに手術とかじゃなくてよかった」と少しでも安心していただけると幸いです。

症状がない、腫瘍が小さいのなら、放置してもいいと思います。

症状がつらいのであれば、産婦人科もしくは婦人科へ行き、相談。といったところが妥当かと。

筆者の子宮筋腫がありながら妊娠・出産した話は>>こちら<<

参考書はこちらです。

 

 


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