子宮筋腫の症状で太るや閉経はある?
急に太りだした…
閉経ってどんなタイミングでなるの?
女性には男性にはない、子宮という臓器があります。
赤ちゃんを産むのに大切な場所ですし、人に聞きにくいデリケートな部分。
子宮筋腫は良性ですが、もちろん悪性の病気もあります。
子宮筋腫についてや太る、閉経について紹介します。
子宮筋腫の症状で太るや閉経はある?

子宮筋腫とは?
先ほども言いましたが、子宮筋腫は良性の腫瘍です。
がんではありません。
大きさはイクラくらいのものから胎児の頭くらいの大きさになる場合もあります。
できる数もできる位置も人それぞれ。
つまり症状も、大きさ、数、位置によって、でてくる症状、でてこない症状、全く症状がでないという人も。
そして子宮筋腫の症状で、太る、閉経というのはありません…
子宮筋腫の症状として、太るではないですが、お腹の張りや下腹部にしこりを感じることはあります。
しかしこれは子宮筋腫がある程度の大きさになってないとでない症状です。
このある程度の大きさとは何センチなかの?
私は8センチの粘膜下筋腫を持っているのですが、下腹部を結構強めに押さえても「これかな?」ぐらいの感覚です。
あとは定期的に運動をしたり、食もそんなに多くは摂取しないのに妊娠4、5か月のお腹をしているという場合は子宮筋腫や他の病気を疑った方がよいでしょう。
気になる方は産婦人科へいくことをおすすめします。
「これらは当てはまらないかも…」という方には
・最近急に太った気がする、原因ってある?
・閉経ってどんなタイミングで起こるの?
について紹介します。
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急に太る原因は?

主な急に太る原因の前に、「急に太るって具体的に1か月で何キロなのか?」について紹介していきます。
体重がどれだけ増えたら急に太ったと言えるのか?
大体の危険を示す目安となるのは1か月に5%以上の体重増加です。
体重50㎏の5%は2.5㎏
体重55㎏の5%は2.75㎏
体重60㎏の5%は3㎏
体重65㎏の5%は3.25㎏
体重70㎏の5%は3.5㎏
人の体は性別関係なく1日の中で1㎏前後は増減しているので、1か月間で1㎏前後の増量は心配する必要はありあません。
女性の場合は、生理前に増加しやすいので、生理前の体重は気になして大丈夫です。
なぜ生理前は体重が増加しやすいのか?
生理がある女性のうち約80%の人が、生理前になるとイライラしたり、むくんだり、倦怠感や食欲増進を感じています。
血糖値が下がると脳は食欲増進の命令を出すので、過食気味になり生理前は太りやすくなるのです。
しかし生理前に増加した分は生理が始まると同時に元に戻ることが多いので、気にする必要はありません。
太る原因、病気
“急に太る”ことが要因のひとつになる病気を紹介します。
□甲状腺機能低下症
甲状腺機能が低下して甲状腺ホルモンの分泌不良になる状態。疲労感、無気力、寝すぎ、抜け毛や肌の乾燥、声枯れの症状がある。
□うつ病
自律神経の乱れによって過食や拒食になりやすい。体重増加傾向が強い。睡眠障害、倦怠感、慢性疲労、自殺願望がある。
□肝硬変
肝機能が低下しアルプミンを生成できなくなって腹水が溜まり体重増加する。黄疸、疲労感などがある。
□腎臓病
腎臓の機能低下や異常を来す。全身のむくみによって1週間に5キロも増えることがある。尿が赤く、尿量減少、泡立ちなどがある。
□卵巣腫瘍
小食の女性に多く卵巣の中に腫瘍ができる病気。下腹部痛、膨満感、腰痛、不正出血、便秘、頻尿の症状がある。
□クッシング症候群
副腎皮質から分泌されるホルモン異常。ムーンフェイスや中心性肥満、あざ・ニキビ・多毛が増える。高血圧や糖尿病を併発することが多い。
□ネフローゼ症候群
腎臓に障害があり尿たんぱくが出る疾患。全身の強いむくみのため体重増加しやすい。倦怠感や尿泡立ちがある。
このほかにも急に太ったことに関係している病気はたくさんあり、詳しく見ていくと書ききれないほどの病気が隠れています。
急激に1か月の間に5キロも太るようなことがあれば病院へいく必要があります。
病気を疑うこともとても大切なことですが、すでに服用している薬がある方は副作用により体重が増加する場合があります。
□うつ病
□気分障害
□片頭痛
□糖尿病
□何らかの発作抑制剤
そして女性には、女性特有の太る原因があります。
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急に太る原因、閉経
閉経とは排卵しなくなり、月経がなくなることで、50歳前後に閉経します。
つまり卵巣ホルモンの分泌が低下することでホルモンバランスが急激に変化します。
このホルモンバランスの急激な変化で様々な症状がでることを更年期障害といいます。
イライラやストレスで食べ過ぎてしまう。
さらに40歳を超えてくると基礎代謝も低下するので、太りやすくなってしまうのです。
こういったことが重なって急に太ったと感じているのかもしれません。
なんで排卵しなくなるの?
卵巣ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。
このエストロゲンの分泌は30代がピークで、あとは減少していくのです。
加齢に伴う人間の自然な卵巣機能の衰えで、排卵しなくなり、閉経するというサイクルです。
さらにエストロゲンは女性モルモンともいわれます。
なぜかいと言うと、肌のうるおい、髪のツヤ、鼻や口の粘膜のうるおいを保つ機能があり、女性らしさを保つのに必要だからです。
エストロゲンは減少していきます。
女性らしさが失われるうえに、更年期障害の症状である、めまいやほてり、苛立ち、疲れやすいといったことで精神的にまいってしまうので、食欲で満たそうとする、結果太るの連鎖になってしまうのです。
しかし芸能人を見ていてどうでしょうか?
50代、60代でも体型を維持している方はいますし、芸能人じゃないにしても“美魔女”と呼ばれる人もいます。
“絶対なにかしてます”
基礎代謝を上げるための定期的なスポーツや運動をされているでしょうし、からだを鍛えるだけでなく、エステ、化粧品やサプリメントにも頼っているはずです。
じゃないと人間は衰えていくものなので、何もしてないわけないんです。
逆に言えば何もしなければ衰えていく一方です。
とはいえ、更年期障害によって急に太った場合は無理をして痩せることは禁物です。
先ほどもいったように、更年期障害の症状は精神面がきついものが多いです。
無理にダイエットを始めることで、さらにストレスになり、以前よりも多く食べてしまったということになりかねません。
じゃあどうしたらいいの?
徐々にしていくことが大切です。
1日10回腹筋をするなど、すぐに短時間でできることをまずは習慣にしていきましょう。
無理なく継続していくことです。
もちろんすぐには効果は現れませんが、何もしなかったら後退していく一方です。
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まとめ

・子宮筋腫が原因で、太る、閉経ということはない
・急に太るの定義は、1か月に5%以上の増量
・急に太るが要因のひとつとなる病気はたくさんある
・基礎代謝の低下で太る
・運動をする習慣のない方は徐々に短時間でできる運動から始めて習慣づける
我慢することなく食事制限したい方はこちらへ⇒無理なくやせれる方法
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