子宮筋腫の症状、更年期と関係は?
・子宮筋腫の症状のひとつとして、更年期はあるの?
・子宮筋腫の症状と更年期は何か関係ある?
など子宮筋腫の症状と更年期について紹介します。
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Contents
子宮筋腫の症状のひとつに更年期はあるの?

結論をいいますと、子宮筋腫の症状のひとつに更年期はありません…
でも子宮筋腫の症状と更年期の症状は似てる気がする!
何か関係があるんじゃないの?
と疑問がでてくると思うので、まずは、子宮筋腫と更年期、それぞれどういったものなのかまず、紹介します。
子宮筋腫とは?
子宮筋腫とは、良性の腫瘍で、コブ。
大きさや位置によってでてくる症状が違いますし、できる数も人それぞれ。
4人に1人が持つと言われいる、女性特有の病気の中でもっともありふれた病気です。
特に40歳以上だと40~50%の人が持っています。
しかし、症状がでないこともあり、子宮筋腫を持っていると気づかないままという人が約60%。
更年期とは?
加齢に伴う卵巣機能の低下によって、卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)の量が急激に減ることによって起きる様々にでてくる症状を更年期障害といいます。
エストロゲンは8・9歳頃から卵巣で分泌され、その分泌量は30代半ばにピークを迎えます。
これ以降、卵巣機能が低下するに従って、エストロゲン量は徐々に減っていき、40代半ばからは急激に減少します。
この突然の変化に体がついていけず、さまざまな症状がでてしまうのです。
ではそれぞれどういった症状がでるのか?似ている症状はあるのか?紹介します。
子宮筋腫の症状と更年期は似ている?
子宮筋腫の症状
子宮筋腫がある位置、大きさによって、他の臓器を圧迫することによって症状がでます。
□過多月経
□不正出血
□おりもの
□下腹部痛や腰痛
□月経困難症
□性交痛
□頻尿、尿失禁、尿閉
□便秘
□下腹部のしこり
□不妊
更年期の症状
自律神経失調症状、精神症状、その他の症状に分けられます通が、常、自律神経失調症状と精神症状は混在しています。
自律神経性更年期障害の代表的なものは、ホットフラッシュ(顔ののぼせ、ほてり)、発汗などの症状です。
□だるい
□疲れやすい
□手足のしびれ
□多汗関節の痛み
□手足の冷え
□からだのかゆみ
□腰痛
□肌や目、口の乾燥
□肩こり
□頭痛
□尿トラブル
□めまい
□耳鳴り
□イライラ
□のぼせ
□動悸
□ほてり
□たちくらみ
□不眠
同じ症状は、腰痛、尿ドラブル、頭痛ですね。(子宮筋腫の症状、月経困難症には頭痛が含まれます。)
子宮筋腫も更年期も子宮にまつまることなので、他にも関係はあるのか?調べてみました。
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子宮筋腫の症状、更年期と関係はあるの?

卵巣ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンの2つあります。
この2つのバランスが大事なのですが、更年期になると、エストロゲンが減少し、バランスが崩れます。
そして子宮筋腫を成長させる原因として卵巣ホルモンが関係していると言われています。
特にエストロゲンとプロゲステロンが大量に分泌される排卵後や妊娠中に大きくなる傾向があります。
しかしこれはあくまでも傾向であり、同じ量のエストロゲンとプロゲステロンが分泌されても大きくならない人もいます。
これらのことから、子宮筋腫と更年期は卵巣モルモンが関係しているという共通点があります。
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まとめ

・子宮筋腫の症状に、更年期はない
・しかしかぶる症状はある
・子宮筋腫にも、更年期にも卵巣ホルモンが関係している
・子宮筋腫は卵巣ホルモンが分泌することによって成長し、更年期はエストロゲンが急激に減少することによって症状が起こる
そして更年期の方が症状が当てはまると感じた方、閉経も更年期の症状のひとつなので、子宮筋腫と見分けがつきます。
更年期の疑いのある方は、「減少するエストロゲンを増やす方法はないの?」が気になる方はこちらへ⇒
子宮筋腫の疑いの方が強い人は、さらにくわしく症状について⇒子宮筋腫の症状をくわしく
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