子宮筋腫の種類割合と症状を画像つきで解説!

子宮筋腫の種類割合と症状を画像つきで解説!

「子宮筋腫があることがわかった・・・」

「子宮筋腫ってなに?」

「なんか種類言われたけど、聞き取れなった」

「種類によって症状は違うの?」

「筋腫できる位置を画像でわかりやすく知りたい」

「種類の割合ってどれくらい?私ってまれなのかな?」

「子宮筋腫があると不妊ってほんと?」

といった不安を解説します。

私も子宮筋腫を持っていて、「同じ不安を抱えた人がいるかも」と思い、このサイトを作りました。

産婦人科・婦人科の先生、書籍、自分の経験をもとに記事作成しています。

参考になりましたら幸いです。


スポンサーリンク


 

子宮筋腫とは?

まずは初歩的な、子宮筋腫について軽く紹介します。

35歳以上で20~30%、40歳以上で40~50%の方が子宮筋腫もち。

この数字を見てもわかるように、子宮筋腫は女性特有の病気で、4人に1人が抱えているありふれた病気。

“ありふれた”なんていわれても病気なので、嫌ですよね・・・

まぁ、逆手にとって、「自分一人が抱えている悩みじゃないんだ!」と思うといいと思います。

大きさは人それぞれ。

大きくも小さくもなる。

できる数も人それぞれ。

1個できる方、2、3個できる方、鮭の卵・いくらのような小さいサイズがつならっているのができる方もいるそう。

そして良性の腫瘍であり、がんではないです。

がんのように、健康なほかの組織を破壊したり、転移したりもしません。

がんにかわることもありません。

命の危険もありません。

子宮筋腫があるから子宮がんになりやすい、というわけでもないです。


スポンサーリンク


子宮筋腫 種類・割合

子宮筋腫と一言でいっても「筋層内筋腫」「粘膜下筋腫」「漿膜下(しょうまくか)筋腫」の3種類あります。

この3種類はどういったものなのか、紹介します。

 

「筋層内筋腫」
子宮の筋肉の中にできる子宮筋腫。
およそ60%の方がこのタイプ。
大きさは握りこぶしくらいもあれば、大豆くらいのものもあり様々。
いろんな所にいくつもできやすく、大きく成長するのが特徴。

 

「粘膜下筋腫」
子宮の内壁をおおう子宮内膜のすぐ下にできる。
発生頻度が10%と少ないのですが、一番症状が出やすいタイプ。

 

「漿膜下(しょうまくか)筋腫」
子宮の表面をおおう漿膜の下にできる。
約30%の方がこのタイプ。
子宮の外側に向かって成長するのが特徴。

 

 


スポンサーリンク


子宮筋腫 種類と症状を画像つきで解説

筋層内筋腫、粘膜下筋腫の2つは、子宮体部に腫瘍ができます。

そして胎児が育つベッドが子宮腔。

子宮筋腫が邪魔になるんです・・・

なので、「不妊かも?」と心のあたりのある方は、筋層内筋腫、粘膜下筋腫のどちらかが原因の可能性が高いと言えます。

(あくまでも、可能性が高い、です)

勘違いしないでほしいのは、子宮筋腫があっても妊娠・出産できるということ。

私がそうでした。

他にも、子宮が圧迫されことで起こる症状は、過多月経、不正出血、月経困難症、性交痛、頻尿、尿失禁、尿閉、便秘、おりものが水っぽい

もちろん個人差はありますし、筋腫が小さければ子宮が圧迫されることがないので、症状もでにくいといえます。

症状についてくわしく知りたい方は>>こちら<<

2つに反し漿膜下筋腫は、子宮の表面をおおう漿膜の下にできます。

子宮の内部を圧迫しないため、かなり大きくなっても症状が現れず、気づきにくいのです。

大きくなることでてくる症状としては、他の臓器を圧迫することがあります。

例えば、膀胱や尿道を圧迫すると、頻尿や尿閉(尿がでにくくなること)になることも。

直腸を圧迫すれば、便秘になりやすいです。

子宮筋腫全体の約30パーセントがこのタイプなので、症状ないという方は、漿膜下筋腫の可能性が高いのでは、と思います。


スポンサーリンク


子宮筋腫 種類割合と症状を画像つきで解説!まとめ

 

◆子宮筋腫は4人に1人が持っている

◆女性特有の病気の中で、ありふれた病気

◆子宮筋腫は良性の腫瘍、がんではない

◆子宮筋腫には3つ種類がある

◆割合は「筋層内筋腫」60%「粘膜下筋腫」10%「漿膜下(しょうまくか)筋腫」30%

◆種類によって症状が違う

◆子宮筋腫があっても妊娠・出産できる

 
いかがでしたでしょうか?

知ることでしか不安は払しょくできないと、個人的には思います。

あとは、お近くの産婦人科へ行くことをおすすめします。

自分の体の状況を把握しておくは大切です。

そして妊娠・出産を望んでいる方なら、いつか手術を選択する日がくる可能性は高いです。

あなたの体を一番に想うことができる人はあなただけです。

とはいえ、同じ筋腫ちゃんをもつ私としては自分のことだけでなく、あなたのことも心配です。

私が本で読んだこと、経験したこと、先生のお話し、あと最近お医者様と知り合いになれたので、その方から教わったことをもとに記事作成していくので、参考にしていただけると幸いです。

なるべく語弊がなく、自分が正しいと思う情報をお届けしていくので、今後もよろしくお願い致します。

参考にした本はこちら

 
◆関連記事◆

私が子宮筋腫を持ちながらも妊娠・出産した話

産後から今現在の状況

子宮筋腫の大きさ、何センチになったら手術?

子宮筋腫とは?どんな症状がある?


スポンサーリンク