子宮筋腫の手術、仕事復帰はいつ?立ち仕事
デスクワークだと良いのですが、サービス業など、仕事時間がほぼ立ちっぱなしという方は多いです。
さらに術後は重いものは持っていけないなどあります。
手術方法によって仕事復帰目安が違うので、手術方法別に、立ち仕事の場合の仕事復帰目安を紹介します。
スポンサーリンク
子宮筋腫の手術、仕事復帰はいつ?立ち仕事

立ち仕事のみで重いものを持たない場合だとまだ早いです。
重いものを持つ場合、腹筋を使います。
この時に傷口が痛むことがあります。
せっかく治りかけていた傷口に負担をかけてしまうことになり、最悪の場合傷口が開く、出血がでるということも。
立ち仕事と一言で言ってもあなたの仕事の状況がわかないです…
なので、立ち仕事のみの場合、立ち仕事で重いものを持つこともある場合、の2パターンの仕事復帰目安を紹介します。
開腹手術
お腹の傷跡が目立つ開腹手術。
傷跡の痛みはもちろんですが、子宮と子宮筋腫を切断しているのでそこの傷跡というか縫い合わせたところも痛いです。
なので下腹部にも痛みがあります。これは他の手術をしてもある痛みです。
開腹手術の場合、通常は1か月後の仕事復帰です。
重いものを持つことのない立ち仕事であれば、早くて術後1か月後に仕事復帰できます。
立ち仕事で重いものを持つ人は、1か月半から2か月を見ておくと良いでしょう。
腹腔鏡下手術
腹腔鏡下手術の場合の傷跡は、お腹に5㎜ほどの穴が3つ4つなので、開腹手術ほど目立ちませんし、痛みの回復も早いです。
通常2週間から仕事復帰できるので、立ち仕事のみでしたら術後2週間経ったら仕事復帰できるといえます。
遅くても3週間から1か月半後には復帰できます。
子宮鏡下手術
これは、腟からカメラや子宮と子宮筋腫を切断するための器具をいれ、子宮筋腫を摘出する手術です。
腟から切除し、摘出するので、傷跡は残らないので、腹腔鏡下手術よりさらに回復が早いと言えます。
通常2~3日で仕事復帰できるので、術後1週間以内に仕事復帰できるといえます。
重いものを持つ仕事をする方でも術後2週間前後には仕事復帰できそうです。
子宮動脈塞栓術(UAE)
太ももから動脈に約2mmの細い管を挿入し、腹部大動脈、内腸骨動脈を造影後に、子宮動脈までカテーテルを挿入します。
子宮動脈造影後ここに血管塞栓物質を注入し血管を塞栓します。
これは子宮筋腫を小さくすることを目的とした手術です。
入院期間が4~5日で、仕事復帰は術後12日前後なので、立ち仕事の人は術後2週間が目安です。
傷跡がないので、重いものもつ仕事の人でも術後2週間前後に仕事復帰できそうです。
集束超音波療法(FUS)
FUSの治療時間は通常3~4時間で、入院が不要な場合がほとんどなので、日帰り治療も可能です。
うつぶせに寝ているだけで治療でき、傷が残りません。
MRI画像で子宮筋腫を確認し、超音波エネルギーで子宮筋腫を焼灼(約3~4時間)させます。
日帰り治療なので、通常翌日から仕事復帰できるといえます。
重いものを持つ場合でも翌日からで大丈夫ですが、不安であれば術後3、4日様子を見てもいいと思います。
手術別に立ち仕事をしている場合の仕事復帰目安を紹介しました。
が…
子宮筋腫のみの手術だと良いのですが、例えば、チョコレートのう腫も引き起こしていて、この手術も一緒にするとなればまた状況が変わってきます。
あくまでも目安であり、術後、癒着が起こるなどして先ほど紹介した仕事復帰目安から大きくはずれてしまうケースがあります。
なので、どういった内容の仕事をしているのか医師にしっかり伝えて、どれくらいで仕事復帰できるのか聞くことをおすすめします。
スポンサーリンク
まとめ

・立ち仕事の場合の仕事復帰目安は手術方法によって異なる
・開腹手術の場合、早くて術後1か月、遅くても2か月
・腹腔鏡下手術の場合、早くて術後2週間、遅くても1か月半
・子宮鏡下手術の場合、早くて術後1週間、遅くても2週間前後
・子宮動脈塞栓術の場合、早くて術後12日前後、遅くても2週間
・集束超音波療法の場合、早くて翌日、遅くても3、4日
・子宮内膜症など他の病気の手術も一緒にする場合などは、目安からずれることがある
・仕事内容を医師にしっかり伝え、仕事復帰目安を聞くとなお良い
病院の公式サイト、どなたかのブログ、私が本で読んだこと、経験したこと、先生のお話し、知人のお医者様から教わったことをもとに記事作成しています。
なるべく語弊がなく、自分が正しいと思う情報をお届けしていくので、今後もよろしくお願い致します。
参考にした本はこちら
スポンサーリンク