子宮筋腫の原因はエストロゲン?

子宮筋腫の原因はエストロゲン?

「子宮筋腫の原因ってエストロゲンって聞いたけどほんと?」
「どう関係しているの?」
「他にも原因ってある?」

子宮筋腫があると診断されれば、「何が原因なんだろう、何か良くない生活習慣でもあったのかな?」と自分を責めたり、原因を探しますよね。

原因が分かれば、どう改善していけばいいのか分かるわけですから。

なので、この記事では、子宮筋腫の原因はなんなのか、エストロゲンが原因なのか、エストロゲンとは?などについて紹介します。


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エストロゲンとは?

エストロゲンは、卵巣ホルモンの1つで、エストロン、エストラジオール、エストリオールの3種類からなるステロイドホルモンの一種。

エストロゲンの語源は、ギリシャ語の“estrus(発情)”と、接尾語の“-gen(生じる)”!

エストロゲンの分泌がピークになると発情すると言われたことに由来しています。

まさかの雑学を知ってしまいました(笑)

エストロゲンは、卵胞ホルモン、または女性ホルモンとも呼ばれています。

女性ホルモンという言葉を耳にしている方は多いと思います。

なぜ、エストロゲンが女性ホルモンと言われているのか?

エストロゲンの主な働きを見るとその意味が伺えます。

エストロゲンの主な働き

□思春期の発達
思春期に乳房、乳腺の発達をうながす。

□女性らしい身体を作る
肌や髪をツヤツヤにする。粘膜を保つ。

□自律神経を安定させる
自律神経のバランスを保つ役目も果たしているので、心の健康にも欠かせない存在。

□骨を丈夫にする
骨や血管の健康を維持する作用もある

□脳の働きを活発にする
脳の血流を増やす作用により、記憶や認知にかかわる脳の働きを活発にする。

エストロゲンが不足すると…

エストロゲンが不足することで生じやすい3つの病気があります。

骨粗しょう症
骨をつくるのを促すだけでなく、骨が吸収されてしまうのを抑える働きがあるのです。そのため、エストロゲンが不足すると骨の量が減少してしまいます

□更年期障害
日本人の平均閉経年齢は約51歳といわれていますが、その時期が近くなると分泌量が減っていきます。
この急激な変化により身体に不調をきたすことを“更年期障害”と呼ぶことは、みなさんもご存知でしょう。

□乳がん
エストロゲンが多く分泌される期間が長引くほど乳がんを発生するリスクが高まるといわれています。
以下の経験があるほどエストロゲンが分泌されていた期間が長いと考えていいでしょう。
初潮を迎えるのが早かった、閉経するのが遅かった、授乳の経験がない、ホルモン補充療法や経口避妊薬を長期にわたって受けていた。

女性ホルモンと言われ、大事な役割をはたしているエストロゲン。

つまり不足してしまうと、“老ける”

分泌が多いのも問題なので、バランスが大事といえます。

そしてそんなエストロゲンが原因で子宮筋腫ができてしまうのでしょうか?どのように関係しているのか紹介します。


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子宮筋腫とエストロゲンの関係

実は、子宮筋腫の成長には、卵巣ホルモンが関係しています。

卵巣ホルモンとは、2つあり、エストロゲンとプロゲステロンです。

先ほど紹介したように、分泌されることで、お肌が潤ったり、するので、女性らしさが維持されるなど、嬉しい効果があります。

なのに、なのに、子宮筋腫は成長していくのです・・・

特に、エストロゲンとプロゲステロンが分泌される、排卵後や妊娠中に大きくなる傾向にあります。

ですが、同じ量の卵巣ホルモンを分泌しても子宮筋腫の状態はみな同じではありません…

同じように女性ホルモンの影響を受けても、子宮筋腫が成長する人、小さな子宮筋腫で気づかずに終わる人、大きく成長した子宮筋腫の症状に悩まされる人など様々です。


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子宮筋腫の原因はエストロゲン?

先ほど、子宮筋腫が成長しているのに関係しているのが、エストロゲンとプロゲステロンという話をしました。

つまり原因ではありません。“成長”なのです。

「じゃあ何が原因なの?」

実は原因はいまだに分かっていません…

なので、「これをしたら治る!」という対処方もありません…

子宮に関することなので、「男性が関係してる?もしかしてやりすぎが良くない?」と心当たりのある方はこれを懸念しますが、これも関係ないです…

ストレスも食事も関係ないです。

が、東洋医学では、ストレスや食事が関係してる、子宮を温めるといい、などといった記事をたまにみます。

何を信じて行動していくかは自分次第です。

 
 

 


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病院の公式サイト、どなたかのブログ、私が本で読んだこと、経験したこと、先生のお話し、知人のお医者様から教わったことをもとに記事作成しています。

なるべく語弊がなく、自分が正しいと思う情報をお届けしていくので、今後もよろしくお願い致します。

 

参考にした本はこちら


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