子宮筋腫の腹腔鏡下手術、日数は?
私も子宮筋腫もちで手術するかどうか迷っている感じで色々調べています。
この記事では、「入院日数は?」「強い痛みは数日で済む?」「仕事復帰までの日数は?」
など、子宮筋腫の腹腔鏡下手術をする場合のさまざまな日数を紹介します。
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子宮筋腫の腹腔鏡下手術、日数は?

入院日数
病院や術後の体調によって少し違いますが、4~6日間です。
これは、子宮全摘術でも子宮筋腫摘出術でもこの日数です。
入院日数は、開腹手術なのか、腹腔鏡下手術なのか、腟式手術なのかなどで変わってきます。
痛みが続く日数
一番痛みが強いのは、術後24時間で、これは開腹手術、腟式手術でも一緒です。
そして1~3日で痛みはましになっていき、退院日、退院翌日には、以前の生活に近い感覚になってきます。
なので、術後1週間くらいで痛みはほぼない感じになります。
違和感がなくなるわけではありませんが、強い痛みはないと思っていいでしょう。
つまり、強い痛みを感じたら先生に伝えましょう。
仕事復帰までにかかる日数
重いものを持たない、歩き回らないデスクワークのお仕事でしたら、術後2週間くらいで仕事復帰できます。
重いものを持つ、歩き回るサービス業や、力をいれると腹筋を使うエステ・マッサージ等のお仕事は、術後3週間~2か月と幅があります。
これは、術前に職場の方と先生としっかり相談しておきましょう。
でないと「術前に言っていた復帰時期と違うじゃないか」ということになってしまいかねないですよね。
ここら辺の話は職場での人間関係によりますが、懇切丁寧に説明することが大事かなと思います。
丁寧に説明することで、こちらの“なるべく迷惑かけたくない”という真摯さも伝わります。
そして手術すると決まって、手術日までに病院へ何度か通う必要があります。
つまり、入院期間は短くても、治療期間でいえば長くなります。
少し治療期間について紹介します。
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子宮筋腫の腹腔鏡下手術、治療期間は?

手術前にしておきたい準備というものがあります。
これは子宮筋腫の状況や、子宮内膜症などの他の症状がある方に準備が必要になります。
子宮筋腫の状況のたとえでいうと、大きな子宮筋腫を切除する場合は、子宮筋腫を小さくしておく必要があります。
なぜかというと、手術時の出血量を抑えるためです。
(しかし必須の処置ではありません。)
そして小さくするために、GnRHアゴニストというホルモン剤を使用します。
服用期間は2~3か月。
他にもあと2つ、GnRHアゴニストを使用する場合があります。
1つ目は、子宮内膜を薄くする。
子宮内膜が厚いと子宮内部がよく見えないことがあるため、薄くする必要があります。
これも服用期間は、2~3か月。

2つ目は、鉄欠乏性貧血の治療。
ヘモグロビン値が11.2g/dℓ以上ない人は、手術ができません。
手術で麻酔をかけたときに血圧が不安定になったり、ちょっとした出血で輸血が必要になる場合があるかです。
GnRHアゴニストは、月経をしばらく止める作用があります。
これらが必要な方は、治療期間が長くなるということを覚えておきましょう。
そしてこれはどの手術方法でも言えることです。
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まとめ

・入院日数は、4~6日間
・気になる痛みが続く日数は術後1週間くらい
・仕事復帰までにかかる日数は仕事により異なる
・早くて術後2週間
・遅いと2か月近くかかる場合も
・先生としっかり相談する
・職場の方に丁寧に説明することを心掛ける
・手術前にしておきたい準備が必要な場合がある
・そうなると治療期間で言えば長くなる
子宮筋腫の腹腔鏡下手術をする場合の、気になるさまざまな日数を紹介しました。
参考になれば幸いです。
子宮筋腫は良性の腫瘍です。
症状が特に気にならない、妊娠もすぐには望んでいないのであれば、そこまで気にする病気ではないと私は思います。
しかし、
「症状が強くてつらい」
「妊娠したいからとってしまいたい!」
「閉経が近いけどどうしよう」
「メリットが多いから子宮もとってしまおうか?」
などお考えの方にとっては悩みは尽きません。
できる限り、解決策を提示していきたいと思います。
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病院の公式サイト、どなたかのブログ、私が本で読んだこと、経験したこと、先生のお話し、知人のお医者様から教わったことをもとに記事作成しています。
なるべく語弊がなく、自分が正しいと思う情報をお届けしていくので、今後もよろしくお願い致します。
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