子宮動脈塞栓術の術後はどんな感じ?
子宮が温存でき、傷跡も脚の付け根に数ミリ程度と少ない手術、子宮動脈塞栓術。
手術時間が短いや入院期間が短いなどメリットが多い分、「でも術後は大変なんじゃないの?」「痛みは?」「他に症状ある?」など気になる部分は多いですよね。
この記事では、この辺りのことを紹介していきます。
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子宮動脈塞栓術の術後はどんな感じ?

術後~1週間、1週間~1か月と2つにわけて、どんな感じなのか紹介します。
術後~1週間
術後は、下腹部痛があり、発熱することもあります。
もっとも痛みを感じるのが、治療後、半日~1日。
そして、退院する頃には痛みはほぼなく、退院の翌日から通常の生活に戻れます。
これが一番のメリットといえます。
ちなみに入院期間は3~5日。
(書籍を参考に記述)
そして、術後数日から1週間程度、個人差が有りますが、発熱、嘔気、嘔吐、全身倦怠、食欲不振などを伴う事があります。
これも、時間とともに軽快して行きます。
1週間~1か月
子宮動脈塞栓術を終えてから約1か月は出血が続きます。
(出血の理由について明記している病院サイトがなかったので、分かり次第、追記しますね。)
出血の量は人それぞれではあるのですが、多いわけではありません。
感覚的に多いと感じたら先生に伝えましょう。
出血がありながらも、生理も開始されます。
なので、出血が続く中、量が増えたなと思ったら、生理かもしれないです。
そして術後1か月が経つ頃に検診があります。
この時に、MRI検査をします。
術前に撮ったものと比較して、筋腫と内膜の状況を見るといった感じです。
とはいえ筋腫の変化はほぼないと思っていいでしょう。
子宮動脈塞栓術の効果の現れ方は、筋腫の大きさは6ヶ月で50%程度、1年で30%程度にまで縮小しといった感じで、ゆっくり進みます。
しかし早い方ですと術後1か月ごろに元の大きさの60~30%ぐらいまで縮小することも。
そして、月経に伴う症状はほとんどの方が改善します。
その他、体調や痛みですが、たまに痛みを感じることがあるかもしれません。
退院翌日から通常通りに生活できるので、強い痛みや発熱など出血以外の症状がみられる場合は先生に伝えましょう。
術後1週間~1か月のこの内容はこちらのブログを参考にしました⇒http://www.dhcblog.com/mariana/category_4/
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まとめ

・術後1日が痛みのピーク
・下腹部痛や発熱、吐き気や、嘔吐する場合がある
・退院翌日から通常の生活を送れます
・入院期間も3~5日と短い
・子宮動脈塞栓術を終えてから約1か月は出血が続く
・出血が続く中、生理もくるので、量を日々観察しておきましょう
・子宮筋腫は、6ヶ月で50%程度、1年で30%程度にまで縮小する
・縮小スピードは基本ゆっくり
・しかし術後1か月ごろに元の大きさの60~30%ぐらいまで小さくなる人もいる
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なるべく語弊がなく、自分が正しいと思う情報をお届けしていくので、今後もよろしくお願い致します。
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