子宮筋腫の手術後、子作り解禁はいつ?

子宮筋腫の手術後、子作り解禁はいつ?

妊娠を目的として子宮筋腫摘出術した場合、手術が無事終わり、痛みも引いた頃「いつから子作していいの?」が一番気になります。

子作り解禁はいつなのか、そもそも性生活はいつからして良いのか?など術後のそっちの紹介もします。


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子宮筋腫の手術後、子作り解禁はいつ?

結論を言いますと、

子宮内膜(赤ちゃんのベッド)が傷ついていなければ3ヶ月程度、傷ついていたら3~6ヶ月程度。

子宮筋腫が大きくなっていると、子宮も大きくなります。

で、子宮筋腫をとって、通常の大きさの子宮に戻ったのに、妊娠をして、また子宮を大きくしてしまうと・・・

子宮が破裂してしまいます。

信じがたい話ですが、子宮破裂という立派な病名があります。

子宮破裂とは、妊娠している子宮体部に起こる裂傷をいいます。多くは分娩時に起こりますが、全妊娠の0.1%程度に発生。

また、子宮内膜が手術で傷つく場合があります。

そこに胎盤がくっついてしまう、癒着胎盤になりかねません。

これらのことから、子作り解禁には最低3か月かかり、最長6か月かかるということが分かります。

そして子宮内膜が傷ついているかどうかによって子作り解禁時期が違うということが分かりました。

術後の検診の際に先生から説明があるはず。

なければいつから子作りして良いのか聞いてみましょう。

そして最長6か月といいましたが、これは子作りを開始していい時期であり、妊娠するかどうかはまた別の問題ですよね・・・

排卵日を計算し、確率を上げても“できる”と断言できません。

なので、術後半年~1年後に妊娠予定、と幅を大きくしておくと良いでしょう。

例えば、今2018年1月ですよね。

来年2019年夏7月に妊娠したいとしましょう。

手術予定日は2018年6~7月が良いという計算です。

「年齢のことを考えると焦る!」という方もいるかもしれませんが、落ち着くことが大切です。

焦ってもイライラしてもどうすることもできません。

焦ると判断が鈍りますし、イライラするとパートナーにあたってしまうこともあります。

パートナーが嫌な思いをすると、子作りに対して消極的になる可能性だってあります。

焦燥感や不安感を抱かないことは難しいことというかほぼ無理です。

しかし、自分の思いだけで子供が授かるわけではないので、パートナーに対して思いやりが大切かなと、今は思います(笑)

私の場合、死産するかもとか言われて帝王切開したので、不安しかないですよね。

実家で産むから旦那さんがそばにいるわけではなかったんですけど、なんかこう会えないからそこ連絡を取り合うって大事なのにもうすっごくイライラしてましたね。

言いたいことがお互い伝わってない感じとか。

イライラしない、不安に思いすぎないことは無理だけど“落ち着こうとする努力”は要るかなと個人的に思います。

術後のそっちのあれこれ

子作り解禁については3か月~6か月の期間を要するという話をしました。

さらに妊娠するかどうかを考えると半年~1年の幅が要るとも。

「じゃあ性生活はいつから?」

これは術後1か月あけてからが良いでしょう。

(避妊はしっかりとしましょう)

1ヶ月後検診などで傷の治りや体の回復具合を診てもらえるので、そろそろしてもいいか、確認してみるといいでしょう。

「感じ方は違う?」

違いはありません。

ただし、精神的に不安定だと、「違うかも」と感じる人も・・・

「他に知っておいた方がいいことってある?」

2つあるので、覚えておくと良いでしょう。

出血があるかも

子宮の手術を受けた際に、子宮と子宮筋腫を切断したところを縫います。

その縫い目が盛り上がり、セックスした際に、その部分がこすれて出血することがあります。

性交痛があるかも

セックスのときの単純な挿入時に起こる痛みであれば、手術に関係ない場合が多く、膣の潤いの低下や外陰部の炎症などによることがほとんどです。

ですが、ピストン運動を繰り返したときに、痛みを感じるのであれば、手術の影響で子宮と周りの組織に癒着が起こっていることが原因の場合があります。

この場合は主治医に相談してみてください。


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まとめ

 

・術後早くて3か月後から子作り解禁

・遅い場合でも6か月

・しかし妊娠するかどうかは分からないので、妊娠したい期間を術後の半年~1年に設定しておくべき

・「早く子供がほしい!」と焦燥感にかられますが、落ち着くことが大事

・術後のセックスは1か月

・避妊は絶対

・子宮破裂する場合がある

・術後のセックスで起こりうる症状として、出血、性交痛がある

 

 

病院の公式サイト、私が本で読んだこと、経験したこと、先生のお話し、知人のお医者様から教わったことをもとに記事作成しています。

なるべく語弊がなく、自分が正しいと思う情報をお届けしていくので、今後もよろしくお願い致します。

 

参考にした本はこちら


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