子宮筋腫の大きさが2、3、4センチの方へ

子宮筋腫の大きさが2、3、4センチの方へ

子宮筋腫が見つかったばかりの方は様々な不安があると思います。

そもそも子宮筋腫ってどんなもの?」「できた原因は?」「妊娠ってできるの?」など考えだしたらきりがないです・・・

私も子宮筋腫を持っていて、色々調べている最中ですが、これらの不安を少しでも払拭できる内容かと思います。


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子宮筋腫とは

がんではない

4人に1人が持ってるといわれいる子宮筋腫。

女性特有の病気の中で、ありふれた病気といえます。

子宮筋腫は、良性の腫瘍であり、がんではありません。

がんのように、他の健康な組織を破壊したり、移転するといったことはありません。

原因

子宮筋腫ができる原因は分かっていません・・・

しかし、自分の生活スタイルに「何か問題でもあったかな…」と気に病むことはありません。

40歳以上だと40~50%に子宮筋腫があるといわれています。

つまり、できるのが早いか遅いか違いで、避ける方が難しいです。

そして子宮筋腫の成長には、卵巣ホルモンが関係しています。

卵巣ホルモンとは、2種類あります。

エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)

子宮筋層などの中に、子宮筋腫の核(腫瘍細胞)ができて、それが大きくなったものが、子宮筋腫です。

この核を大きく成長させるきっかけとなるのが、エストロゲンとプロゲステロンです。

エストロゲンとプロゲステロンが大量に分泌される、排卵後や妊娠中に大きくなる傾向があります。

あくまでも傾向であり、すべての子宮筋腫が大きくなるわけでないです。

繰り返しますが、卵巣ホルモンは、子宮筋腫の成長に関係しているというだけで、原因ではありません。

種類

子宮筋腫には3つの種類があります。

「筋層内筋腫」「粘膜下筋腫」「漿膜下筋腫」

位置によってでてくる症状が変わります。

筋層内筋腫と粘膜下筋腫は子宮の内側にできます。

大きくなるほど、子宮を圧迫されるので症状がでやすいです。

漿膜下筋腫は子宮の外側にできます。

ほかの器官が圧迫されますが、子宮が圧迫されることはあまりないので症状がでにくく、気づかれにくいといえます。

症状

以下の症状がでますが、先にも言ったように、位置・大きさによって症状がでるないは人それぞれです。

◆過多月経
◆不正出血
◆おりもの
◆下腹部痛や腰痛
◆月経困難症
◆性交痛
◆頻尿、尿失禁、尿閉
◆便秘
◆下腹部のしこり
◆不妊

くわしく知りたい方はこちら⇒子宮筋腫とは?どんな症状がある?

 


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子宮筋腫の大きさについて

5センチ以内

子宮筋腫が5センチ以内だと、妊娠が可能です。

そして手術の必要もありません。

5センチ以内だと、日常生活が困難というほどの症状もないと思います。

5センチ以上

5センチ以上で妊娠を望んでいる人は、手術が必要になります。

手術のタイミングは“いつ頃妊娠したいのか”が関係してきます。

なので、旦那様と相談したり、自分の生活スタイルを考えて慎重に決断することをおすすめします。

5センチ以上で配偶者なしの人はすぐに手術を焦る必要はありません。

症状が強くて、日常生活が困難という人は手術を考えてもいいかもしれません。

どんなケースに置いても、一緒に今後を考えてくれる先生が必要です。


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子宮筋腫の大きさが2、3、4センチの時にしておくこと

経過観察

経過観察とは半年に1回のペースで病院に行き、大きさや位置に変化がないか見てもらうことです。

先ほど言ったように、5センチ以内だと手術の必要はないですが、どういった状態なのかの把握しておくと良いでしょう。

そしてどういった症状がでているのかも把握しておくと良いでしょう。

子宮筋腫が大きくなる可能性が高いので、大きくになるにつれてでてくる症状にも変化がみられると思います。

少しでも多くのデータがあると、医師側も治療方針の参考になります。

今後について考えておく

手術のタイミングはが関係してきます。といいました。

妊娠を望まない人は、いずれ子宮全摘術することをおすすめします。

が、妊娠を望んでいる人は“いつ頃妊娠したいのか”に合わせて手術をする必要があります。

妊娠したいと具体的に計画した時期から、6か月~1年前に子宮筋腫核術ができると理想的です。

 


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まとめ

・子宮筋腫は良性腫瘍であり、がんではない

・子宮筋腫の成長に卵巣ホルモンが関係している

・しかし子宮筋腫のできる原因ではない

・子宮筋腫には3種類ある

・でてくる症状・大きさ・数・位置は人それぞれ

・子宮筋腫が5センチ以内なら経過観察

・将来大きくなる可能性が高いので、今後のことを少しでも考えておくと良いでしょう

 

 

病院の公式サイト、私が本で読んだこと、経験したこと、先生のお話し、知人のお医者様から教わったことをもとに記事作成しています。

なるべく語弊がなく、自分が正しいと思う情報をお届けしていくので、今後もよろしくお願い致します。

 

参考にした本はこちら


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