子宮筋腫の開腹手術、入院期間は?
「子宮筋腫の開腹手術をすることになった場合、入院期間はどれくらい?」
と仕事をしている、もしくは子育てをしている方なら気になるところ。
入院期間や会社復帰までの痛みの様子や手術費用、保険について紹介します。
スポンサーリンク
子宮筋腫の開腹手術、入院期間と流れ

入院から退院までの流れ
入院当日
問診、診察、検診
↓
入院中の予定説明、手術の最終説明
↓
夜に緩下剤の服用
(緩下剤・・・比較的作用の緩やかな下剤。軟便となり排便回数が増加する。手術の際になるべく中身がからっぽがいいからかな?)
手術前日
21時以降の飲食は禁止
(手術時間によって飲食禁止時間も変わってくると思う)
手術当日
点滴をする
↓
術前・術後の飲食禁止
↓
術後の痛みは鎮痛剤などをのむ
↓
手術結果について家族が説明を受ける
↓
病室に戻ったあとはベッドの上で脚の運動
帝王切開したことがあり、下半身麻酔をしました。
しかし、ベッドの上で脚の運動というのはしていません…
脚がスポッと入る機械に脚を入れ、痺れやむくみがとれるまでずっとマッサージしてました。
このことを運動というのか…それとも病院によってはマッサージではなく、本当に運動をしているのか…
これはちょっと、その時にならないとわからないですね。
手術翌日
膀胱のカテーテルを抜く
↓
水分をとれる
↓
歩行を開始する
“膀胱のカテーテルを抜く”ですが、
手術のために麻酔をします。
麻酔が切れてもすぐには感覚は戻りません。つまり尿意を感じません。
なのでくだから排泄をします。
このくだを抜く作業をするということです。
入院期間は7~10日。痛みは人それぞれなので、〇日と断定できません。
会社復帰はどれくらいかかる?
約30日間かかります。
痛みのピークは術後24時間。
そして術後1~3日は歩くのすら嫌なくらい痛い。
痛み止めを飲んだりして乗り切ります。
以下は帝王切開後の経験による痛みです。
笑ったり、立っている時に座る、座っている時に立つなどの動作の度に痛みがあり、これは2週間くらい。
ズキズキとした痛みは3週間くらいあったような気がします。
常に痛いわけじゃなくて、ふとした瞬間にたまに痛みを感じるというか。
デスクワークのお仕事なら30日もかからず仕事復帰できると思います。
歩き回る仕事や重いものを持つ、運ぶ、移動させるとなってくると、先生に相談した方が良いと思います。
スポンサーリンク
子宮筋腫の開腹手術 費用

費用は?
単純子宮全摘術の場合、20~25万円
子宮ごととる手術。
筋腫核手術の場合、15~20万円
子宮を残し、腫瘍だけをとる手術。
あくまでも目安です。
保険は?
保険を利用するにも、高額療養費制度を利用するにも、一旦上記の金額を支払う必要があります。
しかし、限度額適用認定書を取得すると、自己負担限度額で大丈夫です。
限度額適用認定証は70歳以下なら全員取得できます。
認定証を病院の窓口で提示することで、あらかじめ多くのお金を準備する必要がなくなったのです。
入院、通院(外来診療)、保険薬局などでかかった保険適用の診療費合計額(総医療費)が対象となります。
有効期限は、発効期日から3か月間あるので入院日が決まり次第取得すると良いでしょう。
あと入院日から退院日まで月をまたがないようにするといいです。
例)3月4日~3月13日〇、3月27日~4月5日✖
なぜなら1か月ごとの支払いになるからです。
後者の場合の支払い方は、3月分と4月分となり、2回にわけて支払うことになります。
保険も高額療養費制度も1か月間でいくら治療費を使ったか?が重要になります。
高額療養費制度なら1か月間で8万円以上の治療費がないと対象になりません。
スポンサーリンク
まとめ

・入院期間は7~10日
・個人差はありますが、3週間くらいまでは、気になる痛みがあります。
・社会復帰は約30日後
・限度額適用認定証を入院するまでに取得しておくといい
最後、入院日がどうととか、限度額適用認定証が~、高額療養費制度が~とかの説明がまだ足りないので、また別の記事にくわしく書きますね。
すみません。
病院の公式サイト、私が本で読んだこと、経験したこと、先生のお話し、知人のお医者様から教わったことをもとに記事作成しています。
なるべく語弊がなく、自分が正しいと思う情報をお届けしていくので、今後もよろしくお願い致します。
参考にした本はこちら
◆関連記事◆
スポンサーリンク